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本書は、コナーズがPDFで発売している7戦略を1冊にまとめたものである。ギャップを利用した株式トレード法をはじめ、短期での押し目買い戦略、これから日本でもますます増えるETF(上場投信)を利用したトレード手法、ナンピンではない買い下がり戦略の奥義伝授、人気の指標であるボリンジャーバンドを利用した売買法、そして新しいオシレーターであるコナーズRSIに基づくトレードなど、初心者のホームトレーダーにも理解しやすい戦略が満載されている。
この間出たばかりのローレンス・コナーズによる手法解説書です。
コナーズといえば、
コナーズの短期売買実践や
コナーズの短期売買入門で有名ですね。
彼の本の特徴は、短期売買をメインとした手法が多く、解説してある手法が非常に客観性が高く、その上しっかりと検証結果を掲載してあることでしょう。そのため、システムトレーダーでも裁量トレーダーでも勉強になります。
(もう一つ特徴を加えるなら値段が高いということでしょうか・・・。)
今回の本もその伝統に従って、完結でわかりやすく手法を解説してあります。
本書では7つの手法が紹介されており、各手法についてエントリーとエグジットに関するパラメーターを色々と変化させて検証した結果をまとめ、どれが一番いいのかを考察しています。
相変わらず面白い試みではあるのですが、手法ネタ自体は決して斬新ではありません。
また、本書で解説してある手法の多くがETFに特化したものとなっており、FXでそのまま使うのはちょっと難しいかな?という感じがします(特にデイトレード)。
本書は元々株式とETFを対象としていますので仕方がないですね。
FXでは窓も週に1回だけ開くか開かないかですし・・・。
全体的に高勝率のシステムを紹介してありますが、どの手法についても、あらかじめストップロスの逆指値を置くことは推奨していません。「
先にストップロスをいれるとトータルの成績が落ちるのでやらない」というのはコナーズらしい考え方ではあるのですが、損失が無限大に拡大する可能性を考えれば、やはり怖いですね。資金管理もやりにくいですし・・・。
というわけで、7つの手法の中でFXでも応用できそうなのが第2部の押し目買い戦略と第7部のボリンジャーバンドを利用したトレードの2つでしょうか・・・。
押し目買い戦略の方は、今までコナーズの本を読んできた方には決して目当たらしいことは書いてありません。
一方でボリンジャーバンドを利用した手法はちょっと面白いです。
これも一種の押し目買い戦略に相当するのですが、利用するのはボリンジャーバンドそのものではなく、%bです。%bという指標はオシレーターの一種で、現在のローソク足がボリンジャーバンドのどの位置に相当するのかを定量的に数値で示してくれます。

%bを使う理由は、レートがバンドを超えたかどうかをより客観的にしてシステム化するためです。本書では、上昇トレンド中の相場の押し目買いとしてMA5、±1σのパラメーターの%bを利用しています。
丁度%bを使って検証していたので、個人的にはタイムリーなネタでした。
こういった本は、手法についてのインスピレーションが一つでももらえればそれで十分だと私は思っています。相変わらず値段がブルなのが難点でしょうか・・・。
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