FX専業トレーダーの生活!!

トレードに関すること、トレードに参考になることを書いていきます。
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ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち




リーマンショックに代表される近年の金融危機の中心には、計量分析に基づく投資手法を考案した天才数学者達の存在があった。ウォール街が記録的なメルトダウンを経験するまでの足取りを辿る渾身のドキュメンタリー。


クオンツについて書かれたノンフィクション作品です。
クオンツトレーディング入門によると、クオンツとは徹底したリサーチに基づいて作成した戦略をシステマティックに実行するトレーダー達のことを指します。複雑な計算によって相場の歪みを見つけ出し、そこに狙いをつけて利益をとっていく数学のプロです。

本書では、スタティスティカル・アービトラージをメインにやっている有名ファンドのクオンツ達が、2007年から2008年にかけてのサブプライム危機、およびリーマンショック時に、どのような経験をしたのかという話が中心になっています。「天才数学者はこう賭ける」で描かれた少し後の時代の金融市場の崩壊について書かれています。

本書のメインとなるクオンツは、ピーター・ミュラー、ケネス・グリフィン、クリフ・アスネス、ボアズ・ワインシュタインといったアメリカの超有名大学卒業者の中でも「天才」と呼ばれる人たちで、「ザ・トゥルース」(相場の動きを全てコントロールする万能の手法や、マーケットの全てを把握することができる美しくて高尚で上品な数式やモデル)を使って莫大な利益を出すことからキャリアをスタートさせます。

彼らに大きな影響を与えた存在がエドワード・オークリー・ソープで、彼についても1960年代のエピソードから書かれています。ここではクロード・シャノンと一緒にカジノのルーレットの玉の軌道を調べた話や、ソープがブラックジャックの攻略法とケリーの公式を使って、マニー・キンメルと一緒にカジノで大儲けをした話など、「天才数学者はこう賭ける」と多少かぶる話が描かれています。

このクオンツ達の「ザ・トゥルース」が本物なのかどうかは、2007年以降に明らかになります。モデル上、1万年に一度しか起こらないと予測していた事が3日連続で起こる現実。サブプライムローン市場の暴落が、その他の市場まで波及し、予想すらしていなかった事が次々に起こる恐怖・・・。

市場は正規分布モデルよりも「ありえない事」がよく起こるファットテール現象があるということを50年以上前から警鐘を鳴らしていたベノワ・マンデルブロ
クオンツモデルを批判し、いつかはブラックスワンが訪れてクオンツは崩壊する言い続けたナシーム・ニコラス・タレブ
彼らの主張が正しいと証明された時に、どのような事が起こったのか。これが本書の見所の一つです。

サブプライムローン市場の崩壊とリーマンショックの背景や、崩壊の原因となったCDS、CDOについてもかなり詳しく解説してありますので、「結局何が起こってたの?」と思う人にもオススメです。また、。天才数学者はこう賭けるを読まれた方にも是非読んでもらいたい本です。この2冊を読めば、数学者たちがどのように金融市場と格闘してきたかの歴史がよくわかります。

リスク管理の重要性と相場における「ファットテール」の恐ろしさを痛感できる非常に面白い本です。

本書を読んで改めて思うのが、エドワード・ソープの凄さです。
ブラックマンデーで大打撃を喰らうも、翌日に取り返す。自分の手法がその他大勢のクオンツに真似されて収益が減ってくると潔くファンドを畳む。そして、ブラックスワンがクオンツたちを叩きのめした後に再び相場に戻って来て大きな収益を上げる。・・・・やっぱりこの人こそ天才ですね。



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時間足の監視
こんばんは。いつも丁寧な解説、ありがとうございます。
申し訳ありませんが、質問お願いできないでしょうか。

複数時間足の監視の仕方についてなのですが、ちょっと分からなくなってきてしまったので、お願いします。
トレード前には、日足、2時間足などをざっと分析されると思いますが、その後の監視の方法についてです。

あっとないとさんは、トレードの監視については、2時間足と15分足どちらに重きを置いて見ているのでしょうか。
下に2タイプ書いたのですが、どちらの感じで見てますか?

1.15分足の状態を常に監視して、自分の基準に近づいて来たら、2時間足の状況を確認にして15分足でエントリータイミング計る。
(15分足のチャートの形を重視して、2時間足はミドルバンドの上下、向きなどの確認程度。)

2.2時間足の状況の方をじっと監視し続け、いい感じになって来たら、15分足の状態を見て基準に合致したら、エントリータインミングを計る。
(2時間足のチャート状態、形状の方を重視する)

なんか、どちらも同じ様なのかも知れませんが、上位足、下位足をどういう目で見ているのか、教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
[ 2014/02/02 00:07 ] [ 編集 ]
Re: 時間足の監視
タロさん、こんにちは。

私は2番の方ですね。少なくとも1番ではありません。
2時間足も15分足も等しく見ています。ただ、2時間足という大きな流れの中に15分足が存在していますので、2時間足で良い感じにならないと15分足でどんなに良い条件がそろっていても見送ることが多いかと思います。

[ 2014/02/02 14:40 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。

気が付くと15分足の方ばかり見ていて、形だけでエントリーして失敗。
うまくいったという時は、上位足でトレンドが出ていたりいい状態になっていたという時が多い感じがしていました。
なので、じっと監視をすべきは2時間足(上位足)なのかな?
でも、そうすると15分足で凄くいい感じの時でもエントリー逃すのでは?
とか、いろいろ考えて分けが分からなくなってしまいました。

あっとないとさんに、念を押して頂いて迷いがとれました。
ありがとうございます。
[ 2014/02/02 16:48 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
タロさん

>うまくいったという時は、上位足でトレンドが出ていたりいい状態になっていたという時が多い感じがしていました。


うまくいった時の取引履歴を見て再検証してみてはどうでしょうか。
自分の過去の行動の結果を見直すことが大切です。
[ 2014/02/02 20:55 ] [ 編集 ]
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プロフィール

あっとないと

Author:あっとないと
あっとないとです。
専業7年目に入りました。
かれこれ長くFXやってます。

こちらでFXについてまとめたサイトを作っています。
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成績

2012年(小数点以下四捨五入)
1月 320pips   2月 294pips
3月 260pips   4月 318pips
5月 281pips   6月 260pips
7月 240pips   8月 237pips
9月 205pips   10月 279pips
11月 187pips  12月 156pips


2013年
1月 358pips   2月 395pips
3月 257pips   4月 432pips
5月 277pips   6月 235pips
7月 205pips   8月 286pips
9月 97pips   10月 217pips
11月 163pips  12月 217pips


2014年
1月 250pips  2月 207pips
3月 206pips  4月 145pips
5月 186pips  6月 136pips
7月 125pips  8月 169pips
9月 255pips  10月 484pips
11月 192pips  12月 198pips

2015年
1月 351pips  2月 303pips
3月 301pips  4月 342pips
5月 114pips  6月 321pips
7月 333pips  8月 297pips
9月 401pips  10月 340pips
11月 208pips  12月 250pips

2016年
1月 268pips  2月 392pips
3月 271pips  4月 373pips
5月 309pips  6月 335pips
7月 219pips  8月 83pips
9月 402pips
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